井上尚弥の次戦の相手候補として浮上しているジョンリル・カシメロ。
このカシメロという選手がかなり強いのでは?というウワサをキャッチしました。
そこで、今回は、井上尚弥の次に戦うかもしれない男、ジョンリル・カシメロの戦績やどんなボクサーなのかに迫ります!
カシメロが井上尚弥の対戦相手に浮上してきた経緯
井上尚弥が次に戦う相手として、ジョンリル・カシメロがその候補に挙がってきたのは、井上がバンタム級4団体のタイトルを統一するという目標があるからです。
2018年~2019年、世界のボクシング・バンタム級で一番強いボクサーを決める大会、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ=WBSSが開催されました。
この大会は、ボクシング・バンタム級の猛者8人による天下一武道会とも言える大会。
井上尚弥は圧倒的な強さで、1回戦、準決勝を勝ち上がり、決勝戦では、5階級制覇のレジェンド・ノニト・ドネアと年間最高試合を獲得するほどの激闘を繰り広げた末に判定勝利。見事にバンタム級最強の称号を手にしました。
・・なのですが、このWBSSに参加していない王者もいたのです。
井上尚弥が、4団体のタイトルを統一し真のバンタム級最強になるために、現在尚弥がバンタムで保持しているWBAとIBF以外のタイトルを持つ相手との対戦が有力視されており、、
そこで、浮上してきたのがWBO王者のジョンリル・カシメロです。
現時点では正式決定していませんが、カシメロ陣営は尚弥とやる気まんまんの様子で、、「ドネア戦でイノウエの弱点が見えた!カシメロはイノウエをKOできる!」などと挑発モードに入っている様子。
そんなカシメロ陣営に対して・・
↑↑井上尚弥自身もカシメロ戦に前向きのようなので、現時点では実現する可能性は高そうです。
井上尚弥の次戦は、2020年4月にラスベガスで予定されています。
ジョンリル・カシメロの戦績と強さ

身長163㎝/国籍:フィリピン/1989年2月13日生まれ/オーソドックス
戦績:33試合29勝20KO4敗
ライトフライ、フライ、バンタムの3階級制覇王者であり、現WBOバンタム級王者のジョンリル・カシメロ。
無敗の怪物というわけではないけれど、3階級制覇の実績は伊達じゃない。カシメロが2019年の11月にWBOバンタム級正規王者となったゾラニ・テテ戦では、戦前のテテ優位の声が多い中、それを覆し3回KO勝利。
身長差・リーチ差・サウスポーとカシメロにとっては非常にやりづらいと思われたテテをノックアウトした事実は大きいですね。あの勝利はカシメロ本人もバンタムでやれる確信を得たでしょう。
さらに、フライ級からバンタム級に上げてからのKO率がめちゃくちゃ高く、直近5戦5勝5KOと勢いもありますね。テテを倒したカシメロの右は特に危険なので要注意です。
カシメロがテテをKOした試合を見たかぎり、カシメロの特にどこがスゴいのかは正直イマイチ伝わりにくかったです。でも、ベテランらしい落ち着きと鋭い踏み込み、右の強打とチャンスの場面での仕留めっぷりは印象に残りました。
熱いファイトスタイルらしいので、井上尚弥とも良い試合をしてくれそうです。軽量級らしからぬ倒すか倒されるかのスリリングなファイトが見たいですね!
とはいえ、我らが井上尚弥がKOで勝利してくれると思います!! (・∀・)
※追記
井上尚弥VSジョンリル・カシメロが正式決定しました!!↓↓
井上尚弥VSカシメロの日時はいつ?試合会場とテレビ中継はどこ?
コメント