麻生大臣『つまんないこと』発言の真意とは何?切り取りの印象操作?

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2020年2月28日、麻生太郎財務大臣『つまんないこと』発言がツイートのトレンド入りするほど話題になりました。

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麻生大臣の『つまんないこと』発言とは?

麻生大臣と記者とのやり取りの中で、コロナウィルスの影響で臨時休校中の学童保育の費用負担について『つまんないこと』と発言したと言われているものです。

この部分だけ見ると、麻生大臣があたかも【新型コロナウイルスの問題】 や【臨時休校中の学童保育の費用負担】のことを指して『つまんないこと』と発言したかのように見えます。(実際に僕も最初はそう思いました(^^;)

しかし、この『つまんない』発言がされた前後の会話のやり取りを見るとまったく違う印象になります。


麻生大臣『つまんないこと』発言の本当の意味とは?

毎日新聞のWeb記事に麻生大臣と記者の会話のやり取りが記されています。そのやり取りとは、、

 記者は「出費について政府が臨時の支出をすることも具体的に考えているか」などと質問。麻生氏は「(休校などの)要請をして費用がかかる場合は、政府が払うのは当然のことなんじゃないですか」と回答した。麻生氏は次の質問を待つ間、記者に「つまんないこと聞くねえ」とつぶやいた。記者は「国民の関心事ですよ」と返したが、麻生氏は「上から(上司から)言われて聞いているの? 可哀そうにねえ」と述べた。


このようなやり取りです。

この言葉のやり取りをよく見ると、、記者の『政府が臨時の支出をすることも考えているのか』という質問に対して麻生大臣は『要請して費用がかかる場合は政府が支払うのは当然』と答えています。それで、次の質問を待つ間に『つまんないこと聞くねぇ』と言った。

これは、言葉を少し言い換えてつなげるみると『政府が支払うのは当然でしょ!そんな当たり前のこと聞くんだねぇ君は』という意味だと思われます。

それを、今回の新型コロナウィルスの影響で起こっている出来事自体を『つまんないこと』と言ったという風に切り取られてしまったように見えます。(麻生さんらしいといえばらしいのですが・・(^^;)

このように、前後の言葉のやり取りをきちんと見たり、その場の雰囲気をよ~く想像すると麻生大臣の『つまんないこと』発言の真意が見えてくるのではないでしょうか?

とはいえ、切り取られやすい微妙なワードをこのような場で使ってしまったことはいただけませんよね。日頃から皮肉や嫌味っぽい発言が取り上げられがちな麻生大臣だけにもう少し注意して発言するとよかったのではと思います。汗

そんなことよりも、新型コロナウィルスによる悪影響が早く落ち着いてもらいたいですね。

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