【キングダム】アニメ3期第2話 「一堂に会す」 のストーリーと感想をネタバレありで書いていきます! 前半にネタバレありストーリー、後半に感想という順番で書いていきますね。
ですので、ネタバレありのストーリーを知りたいお方は1ページ目を、感想だけ読みたいお方は1ページ目を飛ばして2ページ目から読んでいただければと思います。オススメは両方順番に読むです(笑)
ストーリーは作品リスペクトのため真面目に、感想は個人的趣味丸出しなものになっておりますのでご了承くださいませ!それではアニメ【キングダム】の世界に行ってらっしゃい!(`・ω・´)ゞ
【キングダム】アニメ3期第2話ネタバレストーリー
前回までのあらすじ
「楚」、「魏」、「燕」、「韓」、「斉」、「趙」。六ヶ国からなる合従軍が侵攻を開始!秦国に未曾有の惨禍をもたらそうとしていた。
しかし、未だ飛信隊にはその報せは届いていなかった。
昌平君が合従軍に対して打ち込んだ楔! 呂氏四柱 「蔡沢」
秦国・呂氏四柱(りょししちゅう)の1人「蔡沢」は中華の東に位置する国「斉」に向かっていた。
蔡沢『しかし、それにしてもよかったのォ。儂がたまたま東に張っておって。』
蔡沢が斉に向かっていたのは、昌平君が蔡沢の外交力を使って斉の進軍を止めるために放った一手だった。
昌平君『蔡沢殿の外交の力で斉を合従軍から離反させます!』
斉は東の端に位置する国のため、まだ秦国の国境にまで来ていない。この斉を止めることができれば、合従軍六国のうちの一国を削れる。との思惑が秦国にはあった。
「蔡沢」と毒蛇を喰らう斉王「王建王」の会談
斉国の王都 臨ジ に到着した蔡沢は【クセが強く読みづらい】と評する斉の王「王建王」と対面。
斉王『亡国の危機に瀕する秦国の外交官 蔡沢が、この儂 斉王に何用か?』時間が惜しいゆえ率直に申せと言う斉王に対して、
蔡沢『斉王様におかれましては、趙国宰相 李牧に一体いくらで買われました?』
斉王『結局戦争など所詮、大金を得るための仕事だろうがよ』
蔡沢『いかにも 故にこの蔡沢 一体いくらかと聞いておるのです』
具体的には分からないが、奪った秦国の土地、金品、人は、それぞれの出した軍の規模で割って分配されることになっているという斉王に対して、蔡沢は秦国全土を得たとしてその利益の概算を出してくださいと答える。
さらに、その倍の額を約束すると続けた蔡沢。その条件は斉の合従軍離脱それだけ。
この話にのった斉王は即座に全軍撤退を決断。李牧には自らが病気と偽ることに。
斉王 王建王『李牧は怪物だ、密会した時そう思った。王騎、劇辛という大物食いはまぐれではない。我が国が抜けても大した戦力低下にはならない。合従軍に対して秦は万に一つ程度しか勝ち目はないぞ』
蔡沢『分かっておりまする。外交のできる仕事はここまで、あとは本国のもの達を信じるだけです。』
斉の合従軍離脱を目論んだ昌平君の真の狙い!
秦国・咸陽に蔡沢から『斉が合従軍から離脱』の報が届く。斉5万の兵の撤退に文官たちが一瞬の安堵を見せるも、『戦況がそこまで変わっておらぬ』と呂不韋。
昌平君『斉の離脱の狙いは、敵(合従軍)の戦力減少だけが目的ではありません。合従軍の後ろに奴らが憂う存在を出現させること。これが最大の狙いです。』
この昌平君の狙いには、昌文君も大いに納得するも、どうやって長期戦まで持ち込むか?と思いを巡らせる。
昌平君『今最も火急を要するのは、最も侵攻している魏軍だ。』と魏軍を警戒する中、想定していたよりも魏軍の侵攻する速度が遅いことを知らせる急報が届く。
なんでも、独断で動いた軍が魏軍と戦闘しているとのこと。独断で動いたあの将軍とは一体誰なのか?
秦国・麃公将軍VS魏軍総大将・呉鳳明!飛信隊参戦!
馬を走らせる飛信隊の千人将・信は戦の気配を感じた。崖の上から見下ろした先では魏軍と秦軍の戦闘が!魏軍10万に対し秦軍1万。この状況を見た河了貂は本営の対応が間に合っていないことを確信する。
1万の秦軍が10万の魏軍に互角以上の戦いを見せていることに驚きを隠せない淵、去亥、尾平ら飛信隊の面々。
この屈強な秦軍1万を率いていたのは秦国の麃公(ひょうこう)将軍。そう、独断で動いて魏軍の侵攻を遅らせていた将軍とは麃公将軍だった。
無謀とも思える麃公軍の突撃に、ここまで来れるわけがないと余裕を見せる魏軍の朱比に対し、魏軍総大将・呉鳳明は『侮るな!あれは麃公。我が父呉慶を討ちし男だぞ。』と諭す。
呉鳳明の的確な指示により、麃公軍の勢いがやや弱まる中、信『俺らも行くぞ!麃公将軍を援護だ!!』の声とともに飛信隊が麃公軍と合流!飛信隊の援護で勢いを取り戻した麃公軍はさらに魏軍本体へ突撃!魏の呉鳳明は本陣を動かしこれを迎えうとうとする。
これを見た麃公はすぐに『全軍止まれぇーい!!これより先は臭くてかなわん引き返すぞ』と指示。(妙じゃのう・・もはや魏には名だたる武将はいないはずじゃが) と、魏本陣からただならぬ策略の気配を感じとっていた。そして『火が消えかかっている本陣を助けに戻るぞ』と麃公軍は全軍本陣へ向かっていった。
その様子を見た魏の呉鳳明は (「流動力術」を試すのは初めてだったのに・・読まれた? まさか、それはないなこの術が解るのは俺の他には李牧くらいのはずだからな)。術のせいでこちらの陣形も随分崩れたと麃公軍を追わず仕切り直すのだった。
麃公将軍と信の対面と会話
その日の夜、信の元を訪れた麃公将軍。
麃公『昼間は助かったぞ!若き千人将よ!』
信(お・・思ってたよりでけぇ!それに獣みてぇなこの・・)
麃公『起きておる事態の説明は受けたな?』
信『は・・はい!合従軍ってのに攻め込まれてるって』
麃公『長く戦地を往来しているが、こんな巨大な侵攻は初めてだ!下手をすれば秦という国がなくなるであろう』
麃公のこの言葉に、信は起きている事態の深刻さと危険性をようやく把握する。
麃公『すべては咸陽本営の対応次第だがそのためには時を稼いでやる必要がある。暫し儂の戦いに付き合え千人将。ここでこの兵力で魏軍の足止めをはかるぞ。それが今は前線の男たちの役目じゃ!』
飛信隊!麃公軍と共に戦う! 信の麃公への信頼
秦・ 麃公軍 対 魏・呉鳳明軍の戦いは四日目を迎え、信たち飛信隊は麃公将軍の指示に従い戦いを続けていた。
時には麃公の指示に河了貂が疑問を感じるも、信は『麃公将軍の戦いは方は理屈じゃねぇんだ。4年前の蛇甘平原じゃ智将の呉慶を打ち破った!王騎将軍も認める本能型の大将軍だからよ!』と絶大なる信頼を示す。
『 麃公の戦い方は多くの兵も失うこともある。それでも要所要所では有り得ぬような勝ちをおさめて、その差を帳消しにしてくる。あれがすべて勘だと言うのなら、軍略家にとっては笑えぬ相手だ。父が討たれたのもうなずける。』呉鳳明も麃公をそう評し、そんな強敵との戦いを楽しもうとしていた。
そんな時、趙軍の総大将・李牧が現れた。
趙軍総大将・李牧と魏軍総大将・呉鳳明
麃公軍は退却し、魏の総大将・呉鳳明と趙の総大将・李牧が対面。
まずは自ら名を名乗り、戦の邪魔をしてしまったことを詫びる李牧。
呉鳳明(きれいな顔をしている。これが列国が注目する李牧。)
『合流場所はまだ先のはずでは?』と問う呉鳳明に、李牧は『難所を容易く落とした貴殿がなぜこんな所で数日費やしているのかと』と返す。
李牧は当初から合従軍各国に秦国中枢への素早い侵攻を要請していたのにもかかわらず、魏軍が足止めを食らっているのを不思議に思いこの地に赴いたとのこと。
呉鳳明『合従軍の発案者ほ貴殿だが、魏と趙は同列。上官でもない貴殿にこの軍のことをとやかく言われる筋合いはない!』
李牧『ごもっともです』
呉鳳明『足踏みをしている理由は、序盤から先陣を切って他より多くの血を流すわけにはいかない。単に麃公という敵が面白かった。という2つの理由からである』と述べる。
今度は呉鳳明が李牧に問う。『この戦はすでに詰んでいる。大した義もなくこんな大規模な合従軍を興した理由も気になるが、今はそれよりも、貴殿はこの戦をどこまでやるおつもりか?』
李牧『もちろん、秦国が滅ぶまでです。』
呉鳳明(鬼だな・・・本気で言っている)
未曽有の危機に秦国が誇る大将軍が召集され一堂に会す!
秦国・咸陽では夜を徹しての軍議が行われ朝を迎えていた。
上策は出来たかと問う呂不韋に昌平君『もともと詰んでいる盤面。対する上策など存在しませぬ』模擬戦でも百戦してすべて咸陽まで落とされたとのこと。
しかし、わずかに光明を感ずる策が一つ。その策での模擬戦では五つに一つは勝利できるとの報告を受けた呂不韋は『上出来だ!よくやったぞ昌平君』と声をかける。
昌平君『今配置の軍はそのままで、将軍達をここ咸陽へ招集してください!秦の抱える名だたる将軍全員です!』
秦国では大小多くの城が陥落し、民たちは国の内側へと避難していた。民たちの間にも秦国が滅ぶかもしれないとの不安が募る中、咸陽に秦国の誇る7人の大将軍たちが一堂に集結。
昌平君『国家存亡の危機であり、今ここにいる大将軍級の貴公らの力を結集して戦う必要がある!これは文字通りの総力戦であり、失敗すれば我が秦はこの中華から消え去るであろう!』
その頃、風万平原には合従軍各国が軍が続々と集結していた!
咸陽に集結した秦の大将軍たちに昌平君が発する作戦とは如何なるものなのであろうか!?
【キングダム】アニメ3期第2話~完~
感想は次のページに続きます
コメント