日曜劇場枠で放送された大人気ドラマ【VIVANT】(ヴィヴァン/ビバン)。
二宮和也さん演じるノコルの名前には日本語の『残る』に関係する2つの意味が隠されていました。
最終回の第10話まで見て分かることなので、ネタバレしたくない方は気を付けてください。
それではノコルの名前に隠されていた秘密・由来について見ていきましょう!
※画像は『VIVANT』公式サイトより
ノコルという名前を聞いた時に感じた違和感
【VIVANT(ヴィヴァン)】を見ていて、二宮和也さんが演じるバルカの民らしき人物が「ノコル」という名前だと知ったときに感じたのは・・
「ノコル?なんか日本語の【残る】みたいな名前だな」
という少しばかりの違和感。
とはいえ、その時ふと感じたことだったので、ドラマを見ながらずっと強く思っていたわけではありません。
むしろ物語が進むに連れノコルの出番が増え、名前に対しての違和感も何もなくなっていきました。
そう、最終回(第10話)を見終えるまでは・・・
ノコルの名前には日本語『残る』にちなんだ2つの意味が・・
バルカに「残る」の「ノコル」
【VIVANT】最終回(第10話)で、あの時に感じた「ノコル=残る」がいきなり蘇ってくることになります。
ノコルの実質的な家族とも言える存在であり、テントの幹部でもあるノゴーン・ベキ(役所広司)、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)の3人はバルカを離れて日本に行くことに。
ベキ、バトラカ、ピヨの3人はこれまでテントが犯してきた罪を償うという表の目的と、ベキの復讐を成し遂げたいという裏の目的を持って日本へ行きました。
そう、バルカにノコルを残して・・
「ノコル」=「残る」
が現実のものになったわけです。
最終回を見終えた今、ベキたちはバルカに戻るつもりはなかった、というか戻らない覚悟で日本へ行ったように思います。
ベキたちはノコルにバルカの未来を託して去り
ノコルはベキたちからバルカの未来を託され残る
そんな展開を目の当たりにしたとき、「ノコル=残る」が成立しました。
これが「ノコル=残る」の一つ目の意味です。
1人「残され」託された赤子「ノコル」
もう一つ、これは最終話を見終えて思ったことで、「ノコル」と「残る」にはもう一つの意味があるかもということ。
【VIVANT】第9話でベキの回想シーンがあり、若かりしころのノゴーン・ベキが赤ん坊のノコルと出会う場面。
ベキは生き別れになった幼い息子・乃木憂助を数年間もボロボロになりながら探し回り、それでも見つけることができず絶望。
その後、バトラカに助けられたベキは内乱で荒れ果てた地で孤児から1人残された赤子を託されます。
最愛の妻と息子を失い生きる気力も無くしていたベキはこの赤子を自分の子どもとして育てることを決意するのですが・・。
その赤ん坊こそがノコルでした。
1人残されていた赤ん坊=ノコル
これが「ノコル=残る」の2つ目の意味です。
ここにも「ノコル=残る」が隠されていたのかもしれません。
1つ目にくらべると2つ目は少し強引すぎたかも・・
物事をどう捉えるかは人それぞれということで、ご容赦ください。(^_^;)
ノコルと名付けらた意味・由来を考察
ノコルの名前に関しては元々の名前だったという声もあり、ベキが名付け親というわけではないかもしれません。
ですが、ドラマ制作陣が『バルカに残る』『1人生き残る赤ん坊』という意味を含ませた可能性はあるかと。
チンギス、バトラカ、ピヨ、ゴビ、ワニズなど、バルカ民勢でパっと聞いて日本語と結びつきそうな名前はありません。(ゴビは「語尾」があるけどゴビの話し方で語尾におかしなところはなかった)
となると、やはりノコルは「残る」というワードと関連づけられているのではと思われます。
仮に、ベキがノコルの名付け親だとした場合『生き残った子』の意味の可能性はあるかもです。
逆にもう一つの『バルカに残る』のほうは、ベキが赤子と出会ったあの時点か直後にその意味を込めてノコルと名付けたとは考えにくいですよね。
もしそこまで未来のことを考えて(見えていて)名付けたのだとしたらノゴーン・ベキさんの先見性やべぇ!ってなります(;・∀・)
最後に、日本語の「残る」以外で言うと、モンゴルではノコルという言葉に「領主個人に忠誠を誓う家臣」といった意味があるようです。
日本語でもモンゴル語でも両方から意味をもたせてきたのだとしたらすごいですよね!
『VIVANT』本当に面白かったなぁ!続編(第2期)が楽しみですね!(´っ・ω・)っ
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