野球の世界大会WBC(ワールドベースボールクラシック)が新型コロナウィルスの影響によって延期されることが発表されました!本来は2021年に開催予定でしたが、この延期により最短でも2023年か2025年に開催される見込み。
となれば当然、野球日本代表=侍ジャパンの選手メンバー選考にも影響が出てくると思われます。そこで、この記事ではWBCが2023年に開催されるなら、野球日本代表のメンバーはどうなるか予想してみます!
WBC2021が延期で最短でも2023年か2025年に開催?
2020年5月12日、各メディアが2021年3月に予定されていたWBC(ワールドベースボールクラシック)の延期を伝えました。
それらの内容によりますと、新型コロナウィルスの影響により2021年のWBCの中止になったとのこと。新たな開催時期は最短で2023年か2025年になるとのこと。2020年から2021年に延期された東京オリンピックに続いて、国際スポーツ大会が延期された形です。
最短でも2023年という言い回しから、あくまで2023年は確定ではなく、一番早く開催できるとしても2023年になるという意味ですね。2025年という話も出ていて、このあたりはまだ不透明だと言えそうです。
この記事では、最短の開催時期とされている2023年にWBCが開催されると仮定して、話をすすめていきますね!(・∀・)
2021年から2023年になるなら・・30代選手の2年は大きい
最短でも2023年の開催、つまり2年間の延期となると、野球日本代表(侍ジャパン)メンバーの顔ぶれも変化するでしょう。
プロ野球選手、特に30代の選手にとっての2年間はかなり大きいです。それまでとても活躍していた選手が、2年後にはあまり活躍できなくなったというケースも少なくはありません。
特に30代に入ってからや30代半ばくらいから成績が落ち始めることが多いです。10代、20代の頃に比べ肉体的な衰え、動体視力の低下、ケガや蓄積された疲労など、様々な要因が襲いかかってきますからね。
僕の中で印象に残っているのは日本ハム、巨人、中日と渡り歩いた小笠原道大選手。ルーキーから阪神で活躍し、ロッテに移籍した鳥谷敬選手。年によって多少の波はあるものの、毎年のように良い成績を残していた彼らも急激に打撃不振に陥りました。『こんな一流選手で高い打率や活躍が当たり前の選手でも打てなくなるんだなぁ(T ^ T)』と驚きと寂しさを感じたのを覚えています。
ですので、2021年から2023年になることで影響を受ける可能性が高い30代の選手たちは誰なのか次で見ていきますね。
WBC2023年(2025年)になることで影響を受けるかもしれない選手
2019年のプレミア12で野球日本代表に選ばれていた主力選手の中で30歳を超えている選手をピックアップし、それぞれ何年の時に何歳になっているのかを表にまとめました。↓↓
名前 | 生まれ年 | 現年齢 | 2021年年齢 | 2023年齢 | 2025年齢 |
岸孝之 | 1984年 | 35歳 | 36歳 | 38歳 | 40歳 |
大竹寛 | 1983年 | 36歳 | 37歳 | 39歳 | 41歳 |
山口俊 | 1987年 | 32歳 | 33歳 | 35歳 | 37歳 |
坂本勇人 | 1988年 | 31歳 | 32歳 | 34歳 | 36歳 |
松田宣浩 | 1983年 | 36歳 | 37歳 | 39歳 | 41歳 |
丸佳浩 | 1989年 | 31歳 | 32歳 | 34歳 | 36歳 |
秋山翔吾 | 1988年 | 32歳 | 33歳 | 35歳 | 37歳 |
菊池涼介 | 1990年 | 30歳 | 31歳 | 33歳 | 35歳 |
年齢とその時の力が必ずしも一致するわけではないですが、やはり加齢とともに衰えは出てくるのは避けれれません。イチローさんのことを僕は本当に50歳までプレーできると思っていましたが、あのイチローさんですら寄る年波には勝てなかったですからね。
となると、現在2020年時点で30歳を超えている選手にとっては、2年もしくは4年の延期はかなり大きいと言わざるを得ないでしょうね。
2023年に34歳の坂本勇人選手と、丸佳浩選手は間に合うかもしれません。ただそれまでにショートや外野でそれぞれのポジションを脅かす若い選手が出てくればその時は代表から外れるか控えに回ることも考えられます。
その他の選手にしても、次世代の侍ジャパン候補たちとの争いに勝たなくてはいけないので開催が遅れれば遅れるほど不利になるのは間違いないところです。
菊池涼介選手はこの中では一番若く、セカンドの守備力が飛びぬけて素晴らしいので、守備面での需要は長く続きそうだなと予想します。(・∀・)
WBCが2023年や2025年になっても日本代表の主力になりそうな選手
名前 | 生まれ年 | 現年齢 | 2021年齢 | 2023年齢 | 2025年齢 |
鈴木誠也 | 1994年 | 25歳 | 26歳 | 28歳 | 30歳 |
吉田正尚 | 1993年 | 26歳 | 27歳 | 29歳 | 31歳 |
近藤健介 | 1993年 | 26歳 | 27歳 | 29歳 | 31歳 |
外崎修汰 | 1992年 | 27歳 | 28歳 | 30歳 | 32歳 |
源田壮亮 | 1993年 | 27歳 | 28歳 | 30歳 | 32歳 |
山田哲人 | 1992年 | 27歳 | 28歳 | 30歳 | 32歳 |
甲斐拓也 | 1992年 | 27歳 | 28歳 | 30歳 | 32歳 |
山本由伸 | 1998年 | 21歳 | 22歳 | 24歳 | 26歳 |
千賀滉大 | 1993年 | 27歳 | 28歳 | 30歳 | 32歳 |
山崎康晃 | 1992年 | 27歳 | 28歳 | 30歳 | 32歳 |
山岡泰輔 | 1995年 | 24歳 | 25歳 | 27歳 | 29歳 |
高橋礼 | 1995年 | 24歳 | 25歳 | 27歳 | 29歳 |
今永昇太 | 1993年 | 26歳 | 27歳 | 29歳 | 31歳 |
松井裕樹 | 1995年 | 24歳 | 25歳 | 27歳 | 29歳 |
ここに挙げた選手たちは、2023年時点で30歳以下の選手。主砲として期待される広島カープの鈴木誠也選手も2023年には28歳と脂の乗り切った一番いい時期です。オリックスバッファローズの吉田正尚選手も29歳で打線の中軸を担うかもしれません。
ミスタートリプルスリーのヤクルトスワローズ山田哲人選手も2023年に30歳とまだまだバリバリですね。オリックスの山本由伸投手は2023年でもまだ24歳と若いのが頼もしいです。
もうずいぶん長く活躍してそうな松井裕樹投手は2023年でもまだ27歳。高卒1年目から1軍で活躍しているので中堅的なイメージがあるのですが、まだまだ若いですね。
この選手たちは、優勝した2019年のプレミア12の侍ジャパンメンバーで若い部類に入るので、WBCの開催が2023年、あるいは2025年になったとしても日本代表メンバーに選ばれている選手が半分はいるのではと予想できます。
もちろんケガやコンディション、その直近のシーズンの成績も関係してきますし、ここに名前のない選手の台頭やベテランが奮起し侍ジャパンのメンバーに名を連ねてくるかもしれません。あるいは、マーくん、マエケン、大谷翔平らメジャーリーガーの選出もあったり・・。
その前に、NPBやMLBの2020シーズンはどうなるのかまだ不透明なのは気になりますね。台湾や韓国では対策を講じた上でプロ野球が開幕しているので、日本やアメリカでも試合数縮小や無観客や何らかの対処をしての開幕もあるかもしれない。
WBCの開催時期やNPBの今後にも注目して見ていこうと思います。野球ファンとしてはまた熱い試合がたくさん見たいですね!(*´▽`*)
コメント