【三重県(みえけん)】の熊(ツキノワグマ)に関する情報をまとめた記事です。
■三重県に熊はいるのか?
■三重県における熊(クマ)の生息地・生息数
■三重県のクマ出没マップ(出没件数)
■三重県の熊(クマ)目撃情報・被害・事故・登山中の遭遇
などについて、なるべく分かりやすく詳しくお伝えします。
三重県に熊(クマ)はいる?

三重県に熊はいます。三重県にいる熊の種類は「ツキノワグマ」です。
近年、2020年代の三重県における推定生息数に関する情報はありません。
ですが、三重県も含まれている紀伊半島のツキノワグマの生息数は、1999年に三重・和歌山・奈良の3県で180頭と推定されているだったという情報があります。
今後、新たに情報を見つけた時は書き足せればと思います。
和歌山県と奈良県の熊(クマ)情報記事↓↓
【三重県】熊(クマ)の生息地・多い場所
三重県における熊(クマ)の生息地とされているのは↓↓

赤い丸で囲んでいる、三重県中部から南部にかけての主に奈良県、和歌山県との県境を接する地域(高見山地・紀伊山地など)↓↓
松阪市(旧飯高町)、大台町(旧宮川村)、紀北町(旧海山町)、尾鷲市、熊野市(熊野市、旧紀和町)
と、
青い丸で囲んだ三重県北部の岐阜県との県境にある山地↓↓
養老山地
三重県ではこれらの地域に熊が生息しているとされています。
【三重県】熊(クマ)出没マップ(出没件数)
今のところ、三重県の熊(クマ)出没マップとして適切なものはありません。
2023年度の三重県における熊(クマ)出没件数は10月20日時点で21件。

三重県と同じく東海地方でお隣の県である愛知県は14件。同じく岐阜県は517件。
三重、愛知と比較して20~30倍以上と岐阜県の多さが際立っています。
その他の三重県と接する県で見ると、2022年の11月までの数ですが、奈良県62件、和歌山県56件、滋賀県49件。
こうやって比べると三重県での熊の出没件数は少ないほうだと言えますね。
【三重県】熊(クマ)目撃情報・被害・事故・登山中の遭遇

まず、三重県公式サイトで書かれているこの文言に注目です。↓↓
尾鷲管内では、令和4年4月から9月にかけて、紀北町から尾鷲市にかけての熊野古道馬越峠沿いや紀北町便ノ山、島原、東長島、相賀、矢口浦、馬瀬地内などにおいて、相次いでツキノワグマ(以下クマ)らしき動物が目撃されています。
三重県
また、三重県内において、従来クマが生息していない地域(伊賀地域など)においてもクマの出没が確認されたり、東紀州地域では集落周辺での出没など、何件かのクマの目撃が報告されています。
三重県内の各地で熊が相次いで目撃されているとの情報を三重県が発信しています。
近年(主に2023年)の三重県で発生した熊(クマ)の目撃や被害・事故をまとめました。
■2023年10月15日
尾鷲市の山沿いの地区でクマと動物の目撃が報告された。
■2023年10月7日
紀北町便ノ山神社の近くの林でイノシシの罠として仕掛けた鉄製の檻に熊(クマ)1頭がかかっていた。その後、熊は檻をこじ開けて山に逃げた。
■2023年9月27日
名張市の赤目四十八滝渓谷(赤目町長坂)で熊(クマ)のような動物の目撃情報あり。※のちにニホンカモシカであった可能性が高いとされた。
■2022年12月24日
名張市赤目町で熊(ツキノワグマ)の足跡が発見された。
2023年(10月時点)三重県ではクマによる被害が1件あるとの情報もありました。
今後も、新しい情報が出てきたら書き足していければと思います。
三重県の熊(クマ)情報まとめ
三重県の熊(クマ)情報についていろいろと見てきました。
数は多くはないものの、三重県の山地にはツキノワグマが生息していて、目撃したという声や遭遇したという報告も見つけることができました。
野生動物である熊の行動は予想できませんし、遭遇してしまうと被害をうけてしまうかもしれません。
クマが冬眠にしている時期以外は十分に注意をしたいですね。
三重県の近隣県の熊(クマ)情報記事