【京都府内】や【京都市】における熊(クマ)の情報をまとめた記事です。
■京都の熊(クマ)生息地
■京都府内と京都市のクマ出没マップ2023年版
■京都府と京都市の熊(クマ)に関する目撃・被害・事件情報
などについて詳しくお伝えします。
【京都】熊(クマ)の生息地と生息数

京都府内で熊(ツキノワグマ)が生息している地域に関しては↓が参考になりそうです。
京都府内では由良川の東の舞鶴市東部から京都市北部に分布する北近畿東部個体群と京丹後市、福知山市から舞鶴市西部にかけて分布する北近畿西部個体群に分かれる。
京都府HP
京都市北部、舞鶴市、京丹後市、福知山市の山地や森林地帯に個体群が分布しているとあります。
京都府の中でも北部地域が京都府における主な熊の生息地と言えるでしょう。
熊は府県境を越えて移動します。元々は京都府内にいた熊が京都府北部と隣接する兵庫県、滋賀県、福井県へと移動することもあるとのこと。
基本的には熊が生息していないとされる大阪府北部で目撃されている熊も、京都から移動(侵入)してきたと言われています。
京都府の熊の個体数は2020年度で約1640頭。2002年度には300頭ほどだったので、かなり数が増えてきていますね。
今後の個体数の変化にも注目です。
【京都市】熊(クマ)出没マップ2023年(令和5年)版
2023年(令和5年)の京都市内の熊(クマ)出没マップ↓↓

ツキノワグマが出没した場所が足跡マークで記されています。
〇で囲んだ地域が京都市です。
京都市内では左京区が最も多く熊の出没情報が出ていて、次に多いのが右京区で、北区、山科区と続きます。
【京都府】熊(クマ)出没マップ2023年(令和5年)版
2023年(令和5年)の京都府内の熊(クマ)出没マップ↓↓

京都府内の全域で熊の出没が確認されています。中でも北部の京丹後市、宮津市、舞鶴市、綾部市、与謝野町あたりでは出没マークが多くなっています。
やはり生息しているとされる地域、またはそれに近い地域なので出没の頻度も多くなるのは必然と言えそうです。
ただ、北部以外でも府内のほぼ全域でクマが出没しているという点は抑えておきたいですね。
京都府と京都市の熊(クマ)に関する目撃・被害・事件情報

京都府での主な熊の目撃や遭遇、熊による被害・事件などを見ていきます。
■2023年8月中旬 京都市左京区修学院
比叡山の山中で50代女性がツキノワグマに襲われ、腕や顔を負傷。
■2022年11月 京都府伊根町
60代男性が自宅のシャッターを開けた時にク熊3頭に遭遇。顔と腕を爪で引っかかれアゴを負傷。
■2016年9月 京都府綾部市位田町
由良川河川敷で釣りをしていた20代の男性2人がクマ3頭に遭遇し左手などに軽傷。
■2010年10月 京都府福知山市拝師
民家に熊が侵入。80代男性と70代女性が軽いケガ。
その他、京都府内で熊が出没したとか、目撃したという報告はたくさんあります。
京都の熊(クマ)情報まとめ
京都府は関西地方の中でもツキノワグマの生息数が多く、目撃情も多い地域でした。
京都府北部地域が生息数、出没頻度が高いですが、京都市内でも熊(クマ)に遭遇したという事例もあります。
熊(クマ)の活動が活発になるのは春から秋にかけて。特に秋は冬眠に備えて食物を蓄える時期で、人里に現れることが多いのもこの時期。
十分な注意と警戒が必要ですね。
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