呪術廻戦アニメ13話あらすじネタバレと感想！ナナミン呪術師復帰の理由と虎杖の決意

＞＞＞里桜高校 グラウンド

虎杖悠仁と七海健人は呪霊・真人と相対していた！

七海『私の攻撃はヤツ(真人)に効きません。しかしヤツの動きは止められます。お互いが作った隙に攻撃を畳みかけていきましょう。ここで確実に祓います。』

虎杖『応！』

虎杖＆七海 VS 真人 開戦！！

真人は虎杖に注意しつつ、先に七海を片付ける戦略を選択し、己の体の形を自在に買えながら虎杖と七海に襲いかかる！

一連の攻防の中で、七海と虎杖は真人が体の形を変える直前に呪力のためがあることを見抜く！

虎杖のことを天敵だとあらためて感じていた真人。虎杖をおとなしくさせようと、ストックしていた改造人間3体を吐き出し虎杖を殺せと命令し襲わせる。

虎杖は改造人間を殺すことができず戸惑いを見せる。

そんな虎杖のことを真人は『現実と理想のすり合わせができていないバカなガキ』と言うと、、七海が『彼はまさにそのすり合わせの真っ最中。どちらかといえばバカはあなたです。』

そこへ虎杖が駆け付ける！真人は(殺してきたか)と嬉しそうな表情を見せるも虎杖と七海の猛攻を浴びる！その中で真人”は死”を新鮮なインスピレーションとして感じるのだった。

“死”を感じるほどの窮地に真人は(今ならできるよね)と領域展開＜自閉円頓裹(じへいえんどんか)＞を発動！

七海『クソッ！』

真人『今はただ君に感謝を』

真人の領域内に引きずりこまれたのは七海のみ。その外では虎杖がなんとかしようともがいていた。

七海は【領域展開】を自分が到達できなかった呪術の極地であり、必殺の術式が必中必殺へと昇華されるため、自分が真人の手のひらの上だと理解していた。

七海《呪術師はクソだ。他人のために命を投げ出す覚悟を時として仲間に強要しなければならない。だから辞めた…というより逃げた》


＞＞＞七海回想

会社員時代の七海にはいきつけのパン屋があって、そこには感じの良い元気な女性店員がいた。

七海はその女性店員には小さな呪いが憑いていたのを見たが、放っておいても問題ないレベルだし、変なヤツだと思われても困るので何もせずにいた。

七海は証券会社でお金を動かす仕事をしていて、ただお金さえ稼げればよく、そこにやりがいや生きがいとは無縁だと思っていた。

３0～40歳くらいまでに適当に稼いで物価の安い国でフラフラと人生を謳歌するのだと。高専を出て4年金のことだけを考えていた。金さえあれば呪いも他人も無縁でいられるからだ。

ある日、いつものパン屋でいつもの女性店員と会話をしている中で、最近は肩が重く眠りも浅いと聞かされる。七海が前から女性店員に憑いていた呪いを祓うと、肩が軽くなった『ありがとう！』と感謝される。

『ありがとう』その言葉が、生きがいなどとは無縁だと思っていた七海を再び呪術師として生きることを決心させたのだった。


＞＞＞真人の領域内

真人『「無為転変」　君に感謝を』

七海『必要ありません。それはもう多くの方に頂きました。悔いはない。』

覚悟を決めた表情でそう話す七海・・・。

と・・その直後！虎杖が領域の中に入ってきた！！

驚く真人。七海も驚きながらも、領域は閉じ込めることに特化した結界で、逆に外からの侵入はたやすい。なぜなら絶対的不利になる侵入者にメリットがないからだと分析。しかし虎杖の中には触れてはいけないもの(宿儺)があるとも。

宿儺は真人に『言ったはずだぞ。二度はないと。』と言うと指先一つで真人に大ダメージを与え領域を簡単に破壊！

宿儺《お前(七海)やお前(真人)が死のうとどうでもいい。ヤツ(伏黒恵)以外は》


＞＞＞真人の領域から出た後のグラウンド

大ダメージ負いと領域展開で大きく呪力を消費した真人に虎杖が《殺す！》と襲いかかる！

呪力をふり絞り巨大化した真人に虎杖の逕庭拳が炸裂！しかし風船が割れるようになっただけで手応えがない！

真人は形を変えて逃走！七海は追うぞと虎杖のほうを見ると虎杖はダメージの蓄積で意識を失い倒れ込んでしまった！

生き延びた真人はあらためて宿儺の強さと格の違いを思い返していた。《俺たちが全滅しても宿儺さえ復活すれば呪いの時代が来る。今どうしようもなく虎杖悠仁を殺したくてもどかしいが、魂は何度でも殺せる。次はどう殺してやろうか。》


＞＞＞七海と虎杖

虎杖『ナナミン俺は今日人は殺したよ。人は死ぬ それはしかたない。ならせめて正しく死んでほしいそう思ってた。でも分かんなくなったんだ。正しい死って何？』

七海『そんなこと私にだって分かりませんよ。すべての人の死を正しく導くというのはきっと苦しい。私はお勧めしません。などと言っても君はやるのでしょうね。死なない程度にしてくださいよ。君を必要とする人がこれから大勢現れる。虎杖君はもう呪術師なんですから。』


＞＞＞里桜高校

里桜高校では吉野順平が起こした事件の余波が続いていた。順平をイジメていた伊藤やそれを見抜けなかった担任の外村も吉野順平の心を殺した罪を一生背負って生きていく。


＞＞＞呪術高専 虎杖の決意！

虎杖《正しい死に様なんて分かりゃしない。ならせめて分かるまで…。あいつを殺すまで もう俺は負けない》


アニメ呪術廻戦第13話「また明日」完

七海&虎杖 VS 真人 が激化する中、真人が改造に人間を出して虎杖を試したね。改造人間はすでに手遅れで元にもどることはないとはいえ、虎杖は初めて人間を殺した。

これまで、頑なに人間は殺したくないという語っていた虎杖。葛藤の末に理想と現実のすり合わせが一応完了したということなんだろうな。

今回の13話を見ていて、七海が虎杖と出会ってからまだ日が浅いと思うんだけど、七海が虎杖という人間を知るにつれてどんどん信頼度が増してるし、頼りにしてる感があっていいなと思う。

七海は真人の領域に引きづり込まれ死を覚悟した。七海にはサラリーマンから呪術師の道へ戻るきっかけとなったエピソードがあった。

証券会社に勤務していた頃の七海は、呪いや他人との関係を絶つためにお金だけを求めていた。お金さえあれば…多くの人が考えそうなことを当時の七海も考えていたんだね。

それでも顔馴染みの店員さん呪いを祓ってあげたときにもらった『ありがとう』の一言が七海の仕事観、人生観を大きく変えた。

お金だけを求めていた時には得ることができなかった満足感や充実感があったんだと思う。

ときに、たった一言の言葉で人生が変わることがある。七海もそんな経験をした人物だったんだね。

呪術師復帰を決めた際に、電話をかけた五条悟が笑っていたのは面白かったな。

このあたりの七海の心理描写は、今現在社会人として仕事をしている人には何かしら響くものがあったと思う。

生活を営んでいくうえでお金はめちゃくちゃ大事だし、一方で誰かの役に立ったり感謝されることも求めたい。その狭間で葛藤している人も多くいると思う。

両方が満たされることができたら最高なんだろうなと思った。


あとは、これはいつも思うけど宿儺の圧倒的な強さ！さすがは呪いの王という感じをいつも出してくる。まだ完全体にほど遠い状態でも真人を子供扱いだからね。ヤバすぎる！

宿儺が伏黒恵のことを気になっているのが気になる。宿儺は伏黒恵に何を見たんだろう？伏黒には本人ですら気づいてない何か大きな秘密がありそう。これは先々で明らかになってくるだろうね。

虎杖は呪いとの闘いを通じて、様々なツラい出来事や試練に遭遇しているし、それらを経験値に変えてどんどん成長している！

五条先生も虎杖の秘めたポテンシャルを認めているし、この先もっともっと強くなっていくだろうな！

順平や凪さんの無念を晴らしてほしいし、あいつ＝真人、宿儺を殺すまで負けないと心に誓った虎杖のこれからが楽しみ！！

一旦この13話で一区切りで、次回第14話からは新シリーズ突入って形になりそう！京都校との絡みに注目したい！(・∀・)